ステップ・バイ・ステップ ガイド
タイの豊かな緑と美しいビーチが作り出す景色は壮大で、ずっとここに居たいと思わせるような、とても落ち着き、のんびりできる環境なのです。外国人がそれに魅了されて熱帯の楽園で退職の日を過ごしたいと考えるのは、不思議な事ではありません。もしあなたがそうしたいのであれば、最初のステップは、タイの退職ビザの申請です。下記にその要件を挙げています。
タイの退職ビザを取得する方法:
ステップ1:非移民ビザを取得する
要件:
・パスポート(有効期限まで1年以上は残っている事)
・申請国の国籍または永住権を持っている事
・資金の証明
ステップ2:1年間の退職ビザを取得する
要件:
・50歳以上である事
・パスポート(各ページの署名付きのコピー)
・非移民ビザ
・出発カードTM.6
・財務要件の証明
・タイ銀行からの証書(原本)
・4×5cmの正面を向いた顔写真3枚
ステップ3:再入国許可を取得する
多くの外国人は「滞在延長」と「再入国許可」の概念を誤解しがちです。この2つの違いを、あなたの滞在のために確実に理解する必要があります。
滞在延長は単に管理日で、他の全てはこれに依存しています。滞在延長の期間が終わると全てが無効になります。一方、再入国許可の有効期間は、滞在延長の有効期間の対象になります。しかし注意すべきは、再入国許可の無いまま出国すると、滞在延長は自動的に無効となってしまう事です。
ステップ4:90日間の滞在とビザの有効期限の報告
長期の滞在延長をしている場合は、90日ごとの移民警察への報告が必要となります。複数のビザを保持している人はシンプルに、タイを出国後、90日ごとに滞在延長を更新するだけです。
もし滞在延長を取得できない場合は、タイ大使館または領事館から新たな非移民ビザを取得する必要があります。
退職ビザの財務要件を満たす事:
財務要件は下記のとおりです。
・THB (タイバーツ)800,000を示す銀行口座
・最低月額65,000バーツの収入
・組み合わせ(銀行口座+月の所得x12=800,000バーツ)
詳細
タイの退職ビザのための署名
退職ビザのための出頭は、承認されている移民局です。パスポートを持参し、入国管理局の担当職員のもとでビザの書類に署名しなければいけばなりません。承認時には職員がパスポートにスタンプを押します。
退職ビザに関する制限
退職が一度承認されると、タイに1年間滞在する事ができます。このビザで就労する事はできません。又、あたなの現住所を確認するため、90日ごとの移民局への報告が必要となります。